どうも、こんにちは!楽天ポイント長者になりたいのですが、貯まりきる前に使ってしまいます。楽天マニア(@Point_Rakuten)です!
さて今回は、楽天ポイントの「ポイント運用」と「ポイント投資」に違いについて。
この2つがごっちゃになっている人も多いのですが、明確に両者は異なるサービスです。
ただ、お金の投資とか運用とかそういう話って仕組みがややこしいので、結構アレルギーが出やすいというか、「言われてもよくわかんねぇ・・・!」という感じではないでしょうか。
そこで今回は、投資素人でイチから情報を集めてポイントを運用・投資している楽天マニアの管理人が、両者の内容を誰でもわかるように説明しながら、様々な視点で比較していきたいと思います。
Contents
「楽天ポイント運用」と「楽天ポイント」投資の違いを6つの視点で徹底比較

比較1:サービス概要を比較!
ではまずサービス概要から!
楽天ポイント運用
楽天ポイント運用は、「ポイント」そのものを運用するサービスです。
ポイント運用をすると、楽天の「投資信託」に連動してポイント数が変動します。
▼こんな感じで!

で、投資信託ってなんやねん!って人もいると思うのでめっちゃ簡単に説明しておきます!
投資信託とは、僕たちが直接株とか買うのではなくて、「金融の専門家」を信じて、お金を託して運用してもらうっていうスタイルの投資。信じて託すから信託ってね。
運用っていうのは、会社の株とか債権を買ったり、売ったりしながら出来るだけお金が増えるように頑張ってもらうこと。
だから、「金融の専門家」は自分達にお金が集まるように、例えば「ハイリスクだけど利益出るときは大きいよー!」とか「堅実に利益が少しでも出るように運用します」とか、そういう運用方針を出してるのが普通。
僕らはその運用方針とか、これまでの実績を見て、「専門家」を選んで購入することができるし、運用中、成績を見ながら解約してその時点の金額で払い戻すこともできる。
で、楽天ポイント運用っていうのは、投資信託を購入するわけではなく、楽天の投資信託と連動してポイント数が変動するだけ。
楽天の内部でどんな処理をしているのかは分からないけど、僕らからすれば、いわばポイントで擬似的に投資信託への投資を体験する、みたいな感じ。
楽天ポイント投資
楽天ポイント投資は、現金の代わりに楽天ポイントで「投資信託」を購入すること。
ポイント運用とはそこが大きく違います。ポイント運用は、楽天の投資信託の動きに連動してポイントが増減するだけ。
一方で、ポイント投資は、楽天の投資信託に限らず、様々な専門家が運用するたくさんの種類の投資信託を購入することができるのです。
あくまでも、現金で買うものをポイントで相殺してるだけ、というイメージを持っていただければと思います。
比較2:証券銀行の口座は必要?
楽天証券の講座は必要なのでしょうか?
楽天ポイント運用
証券銀行の口座は必要ありません!あくまでもポイントをポイントのまま運用するサービスですから。
楽天ポイント投資
証券銀行の口座が必要です!
ポイント投資は、投資信託を現金と購入するのと実質は変わりありません。
通常投資は、普段使いの銀行から、証券口座に移して、そこで株式や投資信託の売買を行うのです。
比較3:期間限定ポイントは使える?
これに関しては、両者とも共通。
期間限定ポイントは、ポイント運用も、ポイント投資も使えません。
通常ポイントのみとなります。
比較4:解約・売却したら何で返ってくる?
解約した時に帰ってくるのはポイント?現金?
楽天ポイント運用
ポイントをポイントのまま運用される楽天ポイント運用は、解約するとポイントのまま返ってきます。
楽天ポイント投資
ポイント投資は、投資信託を購入する行為です。
投資信託を解約する際は、お金で返ってきます。
つまり、実質ポイントをかなり直接的に換金できるっていう革命的なサービスなんです!
比較5:投資できる投資信託の種類は?
投資信託の種類はいくつある?
楽天ポイント運用
楽天ポイント運用は、「アクティブコース」と「バランスコース」の2種類のみ。
楽天が運用するハイリスクハイリターンの投資信託にポイントを連動させるのが「アクティブコース」
比較的ローリスクローリターンの投資信託にポイントを連動させるのが「バランスコース」
値動きは↓のような感じです!こんな感じでポイントが増減していくのです。

楽天ポイント投資
楽天ポイント投資は、楽天証券で利用可能な訳ですが、楽天証券では投資信託を2000以上扱っています。
楽天ポイント運用と比べて、自分で選ぶ幅が増えるということになります。
比較6:利益がでたら、税金はどうなる?
税金の問題は大きいですね。ポイントも税金を払う対象になるようですよ。
楽天ポイント運用
結論、グレーゾーンです。
これに関して、「楽天」に問い合わせたところ、「最寄りの税務署に聞いてください」って言われました。
つまり、管轄の税務署の判断になるってことです。
だけど、ポイントを運用してポイントで戻ってくる場合について、法整備がそんなに進んでない感じ。まだ今の所グレーゾーンな判断になりそうですね。
運用で増えたポイントについては、楽天ポイントの獲得と同じく、「一時所得」扱いになるだろうっていうのが、通説。
国税庁にポイントの課税についての論文が掲載されていました。全部読んでるとしんどいですが、結論の部分だけ読めば言いたいことはわかりますよ。
>企業が提供するポイントプログラムの加入者(個人)に係る所得税の課税関係について
ここに書いているポイントだけ簡単にまとめておきましょうか。
・ポイントは使用された時に課税対象になる。
・ポイントは一時所得扱いとなる。
・ほとんどの人は、一時所得は50万円分非課税の特別控除がある
・ほとんどの人は50万ポイントも貯まらないし使わないから、大丈夫。
・50万円を超えるポイントを使用すれば、課税対象になる。
みたいなことが書かれてあります。
ポイント運用で増えたポイントはこの扱いになるのが濃厚かなって感じですね。ただ、どちらにせよ最寄りの税務署の判断に従うようなので、もしどうしても気になる方は電話などで聞いちゃえばいいかと思います。
それに、ポイント運用でポイントが増えたとしても、ポイントを使わずに、持っているだけなら課税対象になりません。
もしポイントを使ったとしても50万ポイント以上使わなければ、非課税の範囲内ですし、現実的にはそこまで気にしなくてよさそうですね。
※記事を書いてからしばらく時間が経てば、記事更新が法整備に追いついていない可能性はあります。
楽天ポイント投資
ポイント投資は、利益を出そうとする行為だと捉えられるので、利益が出た分に関しては、しっかりと税金がかかります。利益の約20%くらいですね。
1000円の投資信託を買って、運用することで1200円になったら、200円が利益。約20%の40円が税金です。
ですが、NISA口座を利用すれば、毎年120万円の非課税枠がもらえます。積立NISAだと毎年40万円分。
ですから、額も額ですから、NISAの非課税枠に収まる方がほとんどではないでしょうか。
まとめ
サービス名 | 楽天ポイント運用 | 楽天ポイント投資 |
サービス概要 | ポイントをポイントのまま運用。 | 投資信託を現金の代わりにポイントで買う。 |
証券口座は必要? | 必要ない。 | 必要。 |
期間限定ポイントは? | 使えない。 | 使えない。 |
売却したら何で帰ってくる? | ポイント | 現金 |
投資信託の種類は? | 2種類 | 2000種類以上 |
税金は? | 支払い時にかかる 50万円非課税の枠あり。 |
利益の約20%が税金。 NISA口座の非課税枠は利用可能。 |
このように二つは似て非なるものでした。
オススメは、まず最初はポイント運用で、投資信託を疑似体験し、興味あればもっと選択肢も広がるポイント投資に手を出すという順番ですね。
楽天ポイント投資は、ポイントをほぼ直接的に換金する手段なので、非常に今後利用者は増えそうですね。
さすが楽天・・・色々考えている・・・!
管理人は投資初心者ながら、少額ではありますが、「ポイント運用」も「ポイント投資」もやっています。
下記は、楽天ポイント投資の流れを誰でもわかるように解説した記事です。ぜひご覧ください!

今回は以上です!

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