どうも、楽天マニア(@Point_Rakuten)です!
600万人以上が利用している楽天銀行。
楽天ユーザーとしては、金融のインフラとしてぜひとも口座を持っておいきたいところですが、楽天銀行のこと、ちゃんと知っていますか?
ポイントが貯まったり、ATM手数料が無料になったり、メリットが多い一方で、他のネット銀行と比べてデメリットも存在します。
銀行というのはお金を預ける大事なところ。
デメリットを知らないままに預けるのは少し怖いですし、逆にメリットを知っていると楽天の機能をフル活用できますよ。
そこで、当記事では楽天ヘビーユーザー、楽天マニアの私から、楽天銀行のメリット・デメリットを徹底解説します細かくご紹介します。
それではまず知っておいたほうがいいデメリットの話からいってみましょ〜。
Contents
楽天銀行を使っていて感じる2つのデメリット
1:ATM手数料が他行と比べて高い!?
楽天銀行のATM手数料は3万円以上入金の場合は手数料が無料です。
しかし、3万円未満の入金や、出金(金額にかかわらず)については216円か270円かかります。
セブン銀行とイオン銀行、PatSatでの手数料は216円ですが、それ以外は270円。
270円というのは、銀行の手数料としては最高水準に近いので、こんなのできれば払いたくありませんよね。
ただ、安心していただきたいのは・・・・
実は楽天銀行では、ATMの手数料が無料になる回数が月ごとに決まっていて、その回数内での入金、出金であればお金はかかりません。
預金額や取引回数によってステージが5段階あり、そのステージによってATM手数料の無料回数分が決まります。
問題なのは、ATM手数料無料のハードルがそこそこ高いということですね。
100万円以上預金できるのであれば、ATM手数料無料回数が5回以上あるので、そんなに不都合はないと思いますが、預金金額が100万円未満だと2回、50万円未満だと1回、10万円未満だとなんと無料回数はありません。
つまり100万円以上預金してVIP以上のステージにならないと、普段使いの銀行としては、はっきり言って使い物になりません。
2:定期預金の金利が微妙
楽天銀行の定期預金の金利は、0.02%〜0.04%。
メガバンクと比べれば、2倍以上の金利ですが、ネットバンクで見ると例えばオリックス銀行などは金利0.2%の定期預金もありますから、高いわけではありません。
また楽天カードの引き落としで楽天銀行を使っていれば、普通預金の金利が0.04%になりますから、わざわざ定期にするメリットがイマイチないのです。
楽天銀行の定期預金の金利表
また、新型定期預金として特約付きの定期預金も扱っていますが、預け入れる期間を楽天銀行の判断で最大10年間まで延期される可能性があるものや、満期時点で外貨か円のどちらか選べずに受け取るものなど、使いにくい気がします。
なので、楽天銀行は定期預金としては使いにくい印象ですね。
さて、今度は逆に楽天銀行の何がいいのかをご紹介しましょう。
楽天銀行を使っていて感じる5つのメリット
1:取引のたびに楽天スーパーポイントが貯まる。
ハッピープログラムにエントリーするだけで、銀行取引があるたびにポイントが付与されるようになります。
具体的には、出金や入金、振込など銀行取引があるたびに、下記ポイントを獲得することができます。
ベーシック、アドバンスド→1ポイント
プレミアム→2ポイント
VIP・スーパーVIP→3ポイント
※楽天カードを含む自動引き落としの際は、ポイントが3倍
ポイント数としては多くないかもしれませんが、取引のたびにチャリンチャリンとポイントがたまっていくので、チリも積もればなんとやらですよ♪
2:普通預金の金利が非常に高い
定期預金の金利は微妙ですが、普通預金の金利が高いことは楽天銀行の大きな特徴と言えます。
普通預金の金利比較(2016年11月20日現在)
イオン銀行 0.02%〜0.12%
楽天銀行(楽天証券とマネーブリッジ設定)0.1%
楽天銀行(楽天カード引き落とし設定)0.04%
楽天銀行 0.02%
オリックス銀行 0.02%
野村信託銀行 0.02%
ジャパンネット銀行 0.01%〜0.015%
住信SBIネット銀行 0.01%
東京スター銀行 0.01%
それ以下 0.005%未満
楽天銀行の普通預金の金利は他行と比べても比較的高い0.02%。
さらに楽天カードの引き落としを楽天銀行に指定すると金利が2倍になり0.04%、さらにさらに!もし株やFXをやるのであれば楽天証券でアカウントを作りマネーブリッジ(楽天銀行と楽天証券の口座をつなげるサービス)を使うと金利が5倍になり0.1%に。
ここまでくると、普通預金の金利最高峰のイオン銀行(0.12%)に次ぐトップクラスの金利です。
3:振り込み手数料が安い
楽天銀行の振り込み手数料は他行と比べて安いのです。
■楽天銀行への振り込みの場合
無料
■他行への振り込みの場合
3万円未満 165円
3万円以上 258円
ちなみにメガバンクだと、ATMなら同じ銀行への振り込みで108円かかったり、他行への振り込みであれば216円〜432円かかるのが普通です。
ネットバンキングを使えば安くなったりしますが、それでも楽天銀行の水準は安いと言えます。
またメガバンクよりも振込手数料が安いネット銀行の中で比べても、比較的安いです。
ネット銀行の振込手数料(2016年11月現在)
※多少変動はあります。
銀行名 | 3万円未満の振込 | 3万以上の振込 |
住信SBI | 154円 | 154円 |
楽天銀行 | 165円 | 258円 |
ジャパンネット | 172円 | 270円 |
じぶん銀行 | 174円 | 278円 |
イオン銀行 | 216円 | 216円 |
セブン銀行 | 216円 | 216円 |
ソニー銀行 | 216円 | 216円 |
野村信託銀行 | 216円 | 216円 |
大和ネクスト | 216円 | 216円 |
新生銀行 | 103〜308円 | 103〜308円 |
オリックス銀行 | 432円 | 432円 |
また、振込手数料も、 ATM手数料と同じように、無料回数分が設定されています。
また振り込み手数料には毎月無料分が設定されます。
無料分の回数は楽天銀行の中のランクによって決まります。
また、給与振り込み先になっていれば、どのランクにいても振り込み手数料が3回無料になるというルールもあります。
うまく調整して、振り込み手数料も、無料分に抑えることができることがベストです。
4:楽天カードの引き落とし先の銀行に指定すると、楽天市場でポイント4倍
楽天カードの利用金額の引き落とし先の銀行に楽天銀行を指定すると、楽天市場のSPU(スーパーポイントアッププログラム)と言うポイントアップの恩恵を受けられます。
SPUって聞いたことないっていう方はこちらから!
>SPUの詳細はこちら!
楽天市場では、通常お買い物100円につき1ポイント獲得することができますが、楽天カードを利用することで還元率が+2%(楽天カード利用特典の1%+SPUでのとポイントアップ1%)
さらにに、引き落とし先として、あなたの楽天銀行口座を指定すると+1%。
合計:1%+3%=4%のポイント還元が受けられるのです。
楽天市場でのお買い物では、楽天カードは非常に優遇されているのでお得ですよ!
5:楽天サービスとの連携
楽天銀行は、totoやBIG、LOTOやNumbersなどの宝くじ、あるいはボートレースや競馬とも連携しています。馬券や宝くじを即日ネットで購入できたりと、エンタメ面でもサービスが充実しています。
楽天マニア流!楽天銀行のおすすめの使い方
ここまでの話をまとめると、楽天銀行は定期などの長期貯蓄には向かないといえます。
また、100万円預けて、ステージをVIP以上までもっていければATM手数料無料回数が5回以上となるので、気をつけさえすれば普段利用でも手数料を払うことなく利用できますが、ステージがプレミアム以下だと手数料無料回数が2回以下になってくるので、普段のお金を引き出す口座として使うのは難しそうです。
と考えると預金金額別に使い道を考えるのが妥当です。
100万円以上預けておくことができる場合
普通預金の金利がかなり高いですし、ATM手数料無料回数や振り込み手数料無料回数が多いため、普段使いのメイン銀行として使っても何んの問題もないでしょう。
むしろ手数料が一切かからず、快適に使えるのではないかと思います。
100万円以上預け入れることができない場合
手数料を考えるとメイン口座は別の銀行にしたほうが絶対に良いとおもいます。
とはいえ楽天ユーザーであれば、楽天カードの引き落とし講座にしておくだけで、ポイントが優遇されるのは見逃せないポイント。
ですから、楽天銀行はサブの銀行として、楽天カードやその他楽天サービスの引き落とし専用の口座として使うのがいいと思います。
ポイントがたまりますし、3万円以上の入金についてはいかなる場合でもATM手数料がかかることはありませんから、入金と引き落とし専用の口座にしてしまえば手数料がかかることなく、問題なく使えます。
また、手数料が高いことから出金の抑制につながり節約にはいいかもですね。
下記にもっとも得をする楽天銀行口座の作り方を紹介しています。
興味ある方は是非読んでみてください!
楽天ユーザーにとっての必需品。
楽天カードを使えば、楽天市場のお買い物でもらえるポイントが3倍に。さらに、楽天銀行を引き落としの口座にすればポイントは4倍に。
「クレジットカード」と「ポイントカード」と「Edy」の機能を備えた超便利な三位一体型のカードです。